2008年09月10日

社会部の記者さん

ちょっとまじめに授業のふりかえり。

今日は、青木彰記念「ジャーナリズムとメディアの現在」という長ーい名前の講義を受けてきました。

簡単に言うと、メディアの第一線で働く筑波大学出身の方を呼んで、講義と対談をしてもらう。と。

今回は産経新聞の社会部の方のお話。

「事件をただ情報として伝えるのが仕事ではない。”物語”として伝える仕事。」
たとえば、脱線事故で100人がなくなりました。
ではなく
ひとりひとりの日常を描き、被害者に関わった人を伝え、そんな人の人生がいかに理不尽に奪われてしまったか。
情報よりも、その事件の社会的背景・生と死の重みを伝える。
だから写真公開にもこだわる。


社会部=事件記者 というと 被害者遺族の家に押し掛けて行って…なんて正直あまりいいイメージを持っていませんでした。

が、

事件を「人間」という視点からみて、伝える仕事。
素晴らしいな、と思いました。

プライバシーとか、集団的過熱取材とかは、考えないといけないところではあるんですけど。


ここからは全くの私見ですが、
社会部って「事件と読者をつなぐ」というか、「読者に当事者意識を持たせる」役割があるんじゃないかな、と。

遺族の細かな心情描写で、読んだ人は「人ごとじゃない」と実感するだろうし

オリンピック選手がメダルを取るまで悩んだこと・ぶつかった壁
なんかの記事を読んだ読者が元気をもらえるかもしれないし…

少なくとも、社会部があることで
大事件が報道されたときの「ヒトゴト感」が減るのではないかなーと。










そして最後に、
「情報源を築く原動力は、最終的にはその人の人間力」

なるほど。

ちなみに「いい記事を取れる記者はモテる」らしい。

…人間力ですね!




つくばのひと、この授業は 全学履修可能なのでおすすめします!
200教室なのでもぐりこんでもバレません。



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Posted by しーちゃん at 20:53│Comments(1)学び
この記事へのコメント
はじめまして・・自分は「脳挫傷」・母は「脳梗塞」(2級障害者)姉(長女)は「小児麻痺」(2級障害者)として誕生し、我が家は障害家族の様・・でも、笑顔・絶やさずに頑張ってます。・・自分は静岡県駿東郡在 住 先月40歳になりました。 現在は建築現場監督休業してますが・18歳時、大学合格後・交通事故にて脳挫傷で1ヶ月意識不明・・CT検査(脳の断面レントゲン)では脳が半分に・・ 人からは分かりにくい障害持ち奇跡の復帰!しかし.社会に出て絶えない苦 労ですが、楽観主義で闘ってます!よかったら自伝ブログも事故発生の始めから読んでやって下さい。自伝写真・面白画像・動画・可愛い画像も多彩に付けてますので、楽しんで見て下さい。<m(__)m>
尚、左下のボタンを(「脳・神経・脊髄」「理系大学」「病気プログ」「サラリーマンブログ」)
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Posted by 智太郎 at 2008年09月14日 15:18
 
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